色々食べたくて…!
一年前のラ・ベットラ・ダ・オチアイはこちら↓
バリエーション豊かな前菜・パスタ・メインとを選ぶスタイルながら、なかなかのボリュームでお腹いっぱいになるラ・ベットラ・ダ・オチアイ。
前回お邪魔したときに「次回はアレ食べよう、これ食べよう」と色々と作戦を練って早一年。
どうしても今回のチョイスに入れたかったのは「カルボナーラ」です!
しかーし!
予約でいっぱいのお店も例外にもれず自粛期間や予約のキャンセルがあったためか、平時のメニューから「お休み中です」の文字がチラホラ。普段に比べて1/3ほどはお休み中でした。
幸いにもカルボナーラは通常通りの提供でホッとしました。
メインは…去年食べて感動したスズキに代わって今年は真鯛のグリルタプナードでいってみます!
なかなかボリュームある鴨・豚・地鶏を使った自家製テリーヌとピクルス。
鰯のサラダ。鰯はマリネしてあってサッパリと美味しい!トマトの甘さが引き立つ組み合わせで夏らしいひと皿です。
モッツァレラチーズとトマトソースの目玉焼きトリュフ風味。確か、お店のブログで見たのかリピーターが多いメニューだそうでいただきました。
中にはたっぷりのモッツァレラチーズとさっぱり系のトマトソース、グリルされた目玉焼きが2つとアスパラが入っています。
トリュフオイルを仕上げにかけて香り高い贅沢な目玉焼きです!
この、前菜の時点でお腹はほぼ満足していると言っても過言ではない。
パートナーがあれこれ迷って決めたのは、トウモロコシのアーリオ・オーリオ。
旬のトウモロコシがたっぷり。にんにくもなかなかの量です!
そして!久しぶりに自分以外の人が作ったカルボナーラをいただきます!
トロリとした火入ればっちりのソースが美しい…。
ん…?んん…?んんん…?
飲食系の記事でいつも心がけていることは「必要以上にネガティブなことを書かない」としているのですが…こ、これは…しょっぱい…。しょっぱすぎる…。しょっぱいを通り越して塩辛い…。何というか肩がこるしょっぱさでした。
グアンチャーレかパンチェッタか、たっぷり入っていて嬉しかったのですがその塩気がうまいこと引き出され過ぎたのか口の中がシワシワするほどの塩味の強さでした。
ソースのとろみも完璧な仕上がりでしたが、とろみが強いぶん塩味が口の中に留まりなかなか消えない。
コショウとチーズの香りを楽しみたかったけど、残念ながらそれどころではない塩辛さに呆然としてしまうほどでした…。
長いこと憧れ続けた落合シェフのお店のカルボナーラ…かなり期待していただけに少し残念でしたが、もしかしたらたまたまそうなってしまっただけなのかもしれないので、次回も挑戦してみたいです!
パートナーが選んだのは的鯛のカツレツ。
カリっとしっかり仕上げられた薄衣がホロホロのお魚と見事に調和して美味しい!
福岡県産真鯛のグリル。
前回いただいた鱸と同様に皮目をパリッと仕上げたグリルは食感もよくとても美味しかったです。
し、しかし…。
ドライトマトとオリーブのタプナードソースが…カルボナーラ同様、想像をはるかに超えて塩辛い…。
うーん…。シェフの体調が悪かったのかな…?と心配してしまうほど突拍子もない塩辛さは少々解せない…。
もう長年「予約の取れないお店」として、カジュアルイタリアンの頂点を独走し続けているお店ですし、ぽんこつ一人が「しょっぱい!」と言ったところでお店の評判が落ちるわけではないけれど、大好きな落合シェフの店だから記すことに躊躇しました。
しかしながら、また再訪して同じメニューを選んだ時、異なる印象を与えてくれるかもしれないので自身の備忘録として記します。
味覚など、全ての感覚はとても主観的なことではあるものの、ぽんこつよりも普段からジャンクフード、スナック菓子、濃い味大好きなパートナーでさえ「塩辛くてキツイ…。」と、弱音を吐くほどの塩辛さは意外でした。
前菜の3品、アーリオオーリオ、的鯛のカツレツでは感じなかったカルボナーラとタプナードの塩辛さは、塩蔵加工品(グアンチャーレやパンチェッタ、オリーブ)の塩の引き出し方が素人のぽんこつより正しくしっかりなされているからか?
パルミジャーノ・レッジャーノより、塩気の強いペコリーノ・ロマーノをふんだんに使っているからか?
ぽんこつの体調悪かった?いやいや、いっぱい食べるつもりして体調はバッチリだったよ。
やっぱり、シェフの体調か…?それとも、パスタの茹で麺機に塩入れ過ぎたか…?
モヤモヤと思いを巡らせます。
レストランでは料理が完成し、提供された時点で「これがウチの味です。」と自信をもってサービスしているはずですし、味についての疑問を直接問いかけるような野暮なことはいたしません。
しかしながら、ちょっとお尋ねしてみたかった。
キッチン・ホールにいる全てのスタッフの皆様に一口ずつテイスティングしてもらって感想を聞きたい衝動にかられました。
それがその店の味なのか否かを確かめるには、同じメニューを再び味わうしか術がありませんので、きっともう一度お邪魔することになるでしょう。
ぽんこつが20年以上も憧れ続けた落合シェフのお店のカルボナーラ。
あの塩辛さは…何かの間違いであって欲しいと願うばかりです。
落合シェフのレシピ本のカルボナーラとの出会いについて熱っぽい記事も懐かしいね…。
記載情報:2020年8月
〒104-0061 東京都中央区銀座1-21-2
TEL:03-3567-5656
ランチ 一部 11:30~13:00 二部 13:30~15:00
平日ディナー 一部 18:30~20:50 二部 21:00~23:00
土祝ディナー 一部 18:00~20:15 二部 20:30~22:30
時短営業など実施している場合がありますので、お問い合わせ・ご予約時にご確認ください。
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